~~看護師のご紹介~~

今回はバンビーノ布施、バンビーノ足代、バンビーノ花園の三ヶ所を担当しているK看護師を紹介させていただきます。

ご利用者様や支援スタッフから信頼される、精神医療分野で四十年の経験を有する頼もしい看護師です。

大学で社会福祉を学び、振り返れば、そのときフロイト派の精神分析学に興味を持ったのが、今に繋がっているそうです。

大学卒業後、ある地方の社協の職を得ましたが、理想と現実は全く違うということを目の当たりにし、その仕事を長く続けることができなかったK看護師は、その後、不思議な縁に導かれて、精神病院の看護助手の職に就きました。

そこで、尊敬する医師や看護師との出会いがあり、看護の道を歩み続けることになりました。

そして、病院に授業料を出してもらいながら看護学校に通い、23歳で看護師となって以来四十年、精神科の看護師として働いてきました。

K看護師は、この仕事を通して、「精神障がいは奥が深い。病は完全に治らなくとも人間として成長できる」ということを知ったと言っています。

今まで、重度の精神障がいがあっても社会に参加したり復帰したりしていく患者を何人も見てきたし、彼らや彼女らの言葉に涙したことも何度もあったそうです。

病棟看護師を引退した今は、精神障がい者の支援をするべく、バンビーノで働くようになりました。

いちばん弱い立場の人に今よりもよい状態になって欲しいという思いは病棟勤務時代もグループホームに勤務する今も一貫して変わらず、「ここで、病棟では体験できなかったユニットケアの実践に関わることができて、大変うれしい」と言っています。

そんなK看護師と一緒に働く機会を与えられた筆者も、大変うれしく思っています。

by M. S.