2024.02.21 スタッフブログ
〜〜〜デジタル・デトックス〜〜〜
今回は、Tさまの行動から学ばせていただいたことについて書かせていただきます。
それは、公衆電話の活用です。
携帯電話やスマホを持っておられないTさまは、移動支援を受けながら外出する際、よく公衆電話で電話をかけられます。
筆者はTさまの外出支援に当たらせていただくまでは、どこかに電話をかけるときに公衆電話を使うという頭がありませんでした。
しかし、携帯電話の普及する前は、外にいるときに電話をかけようと思えば公衆電話を使うのは当たり前でした。
思えば当時、公衆電話はどこにでもあり、駅前などの人の多い場所では順番待ちの行列がよくできていたものです。
携帯電話を持つようになってから、その存在をすっかり忘れていました。
あらためて周囲を見渡してみますと、数が減ったとは言え今でも公衆電話はあちこちに点在しています。
街なかであれば数分も歩けば電話ボックスを見つけることができます。
行列などもできていません。
Tさまに教えてもらったのですが、テレホンカードは今でもコンビニで売られています。
今や私たちの生活にスマホや携帯電話は欠かせないものとなっていて、たしかにそれらは大変に便利なものですし、家に置き忘れたりしたら不安になったりもしますが、もしかしたら、私たちはもはや携帯電話やスマホに支配されてしまっているのかもしれません。
「デジタル・デトックス」というコトバがあります。
デトックスとは「解毒」のことです。
ウィキペディアによりますと「デジタル・デトックスとは、SNSやスマートフォンやコンピューターといったデジタル機器の使用を自発的に控えていくこと、またその期間のことである。
現代ではデジタル機器やインターネットに費やす時間が増加しているため、こういったデトックスが人気になっている」そうです。
次の休日には携帯電話もスマホも家に置いて、コンビニで買ったテレホンカードを財布に入れて、すこし遠出をしてみたいと思っています。
by M.S.